1月 11 2018
OCOT情報の異質さのウラにあるものを感じとってもらうために
先日、OCOTとの対話の記録(『シリウスファイル』と呼んでいる)を公開したとろ、「もっと出して」というリクエストがあったので(笑)、今日は未編集のものを一つ紹介しておきます。
ヌーソロジーの原点はこの「シリウスファイル」にすべてがあるのですが、実は、以前(ゼロ年代初頭ぐらいまで)は「シリウスファイル」の内容の半分をまるまるネット上で公開していました。
しかし、内容があまりに超越的なものであるため、ヘタするとOCOT教が出来上がってしまうのではないかという危惧から、公開を取りやめることにしました。当時はヌーソロジーもまだ体系化が進んでおらず、情報だけが一人歩きしてしまうと、本来のOCOT情報が持っている意図が大きく曲解されてしまう恐れがあったからです。
最近は、ヌーソロジーの差異の思考方法が多少なりとも理解されてきて、以前ほど、OCOT情報がもたらす弊害を警戒しなくてもいいのかな、と思い始めています。ということで、ちょくちょく、こうして晒していくことになるやもしれません。
ここでは、ヌーソロジーに関心を持たれている皆さんの「ヌース的」な思考を深化させていくための材料として、例の「6,500年前に世界が誕生した」というOCOT情報の真意について語っている箇所について、UPしておきます。
——交信記録19930126
この世界が生まれて約6,500年ほどしかたっていないとすれば、それ以上、過去の時代といったものは存在しないと考えてよいのですね。
はい。
考古学の年代測定で炭素の同位体C14というのが使われていますが、この測定法は全く当てにならないということですね。
はい、そうです。
化石の年代測定に使われるその他の放射性同位元素はご存じですか。
はい、知っています。
同位体の本質とは何なのですか。
全く別なところから交差を行うために生み出されたものでしょう。
別なところとは。
付帯質の外面が発露を全く逆に作り出してしまった次元だと思います。
つまり、融解作用ってことですか。
そういう言い方もできますね。
同位体が崩壊するとは一体どのような意味があるのですか。
第一関与がノスによって生み出されたその交差によって定質が作り出され、その力が内面に生み出されなくなった状態です。つまり、人間が持った進化の方向性を消しているのです。
それらによる化石の年代測定が当てにならないのはなぜですか。
形成されたものの位置が意味を持たなくなっているからです。性質との生成次元、つまり、生物が生み出される次元は全く別の次元にあります。
化石は融解したものだとおっしゃいましたが、化石の中にアミノ酸やDNAなどがみつかるのはなぜですか。
顕在化の持つカタチの意味が付帯質を生み出しているからです。つまり、元止揚の定質がノウスを交差させているからです。
石油とは何ですか。
3次元化された方向性の位置。内面性の顕在化を交差させることにより生まれたものです。
では石炭とは何ですか。
精神の交差が生み出される前の次元によって生み出されたもの。精神の交差が内面を持つことにより生み出されたもの。
それらはCHと関係が深くありませんか。
はい、CHとは力が人間の内面性の交差を行うところです。
地殻とは精神の方向性における3番目~6番目の次元と考えてよいですか。
はい、そうです。付帯質がカタチを持つ内面の次元ですね。
つまりそれは原子の次元ということですか。
はい、そうです。三次元化を生み出す次元です。性質を生み出すところですね。
鉱物が作る結晶とは何ですか。
鉱物とは人間の意識における覚醒が起きる前に生み出されたもので、つまり、方向性が内面を持ち始めた時に生み出されたものです。
無機物と有機物の関係は。
無機物とは反映における覚醒の交差の間に存在する定質としての対化が内面を持つ方向性のようなものです。有機物は同一化の交差により生まれます。
石炭や石油というのは何か特別な意味を持ったもののような気がしますが、それらは何ですか。
人間の意識に精神の相殺をおこすために生み出す位置のようなもの。人間の内面にある力。
それらを掘り出して燃やして、この大気中にばらまくというのはどういう意味を持つのでしょうか。
内面性の位置を生み出し、正確な次元作用を生み出すため。
地殻に鉱物が存在しているのはなぜですか。
次元の対化に感性を与える必要があるから。三次元作用の変換に反映を与えるためです。
地層とは何ですか。
精神の調整を内面から見たところにある力の関与。
地層の層とは。
交替化です。
ピラミッドは6500年よりも前に作られたということですが、そういったものが今も残っているのはなぜですか。
ピラミッド自体には感性を生み出す力があるからです。
1月 12 2018
今日のヌース用語 【同性】
【同性(どうせい)】
表相の働きと位置の働きが等化されること。表相を交差するものが位置の働き。位置を交差するものが表相の働き。全体と部分を等化した力のこと。点次元と面次元の関係性を併せ持ったもの。
この「同性」は4次元認識を作るための需要な概念です。いつも言っているSU(2)とSO(3)の重なりを認識するところに生まれる力です。分かりやすく言えば、対象の直径に当たる部分に、観測者の奥行き(持続空間)のすべてが集約されてあるということ。物理学的には物質粒子のスピンに相当しています。
今回のシュタヌー本では位置の表相への入り込みを次のような図で表現しています。P.437「空間のコンパクト化」(下図参照)
「空間のコンパクト化」の図では、奥行きが対象の内部へと入り込んでいっていますが、奥行きは射影線なので、この入り込みを対象の直径部分に重ね合わせても意味は同じと考えて構いません。対象は3次元空間、奥行きは複素空間。バイスペイシャルです。
カタカムナ風に言うと、アマウツルマリがアマヤドルマリへと舞い降りてくる光景ですね。幅の眼差しで見ていた宇宙空間全体が奥行きの眼差しへと変わることによって、すっぽりと一つの物の中に入り込んでくる。
この感覚が生まれてくると、星々が地上に降りてきて、世界の秘密を耳打ちしてくれるようになりますよ(笑)。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: SU(2), カタカムナ