享楽の振動―フラットライナーズの世界へ

破壊の享楽。物理的な破壊に享楽を感じているうちは君の人間性はハッキリ言ってロクなもんじゃない。本物の享楽は現行の世界観の破壊のイメージの中に打ち響いている。しかも、この破壊のイメージは精神の創造によってしか実現することはない。眠れる垂直軸に向かって竜巻を起すこと。
 
なぜ人間は外在にしか確かなものを見れないのか―それは、内在にカタチを見れないからだ。真のカタチは内在にある。にもかかわらず、君はそれを外在に移し替えて世界を理解している。それが君の自由を拘束している。
 
永遠的形象というものが存在している。それで満たされた世界というものが存在している。別に宗教を語りたいわけじゃない。僕らがまだ知らない内的世界について語っている。内に潜む永遠的形象は、外在においては当然のことながら非局所として現れる。それが素粒子だ。
 
素粒子とは「外に現れる内」の最初の風景だ。
 
だから、君の思考が非局所に身を移すなら、素粒子はシンプルな幾何学として姿を現してくることになる。それがプラトン立体だと考えておくといい。永遠の中で打ち震えるように活動する霊的結晶体―それを「死のカタチ」と呼んでも構わないが、実はそれが生命の本性であるとしたら。。
 
「奥行き」とは、永遠的形象が展開する空間の中へと侵入するために引かれる最初の一本の線である。このことをよくよく心に留めておくように。

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