1月 5 2009
紀要用の原稿書き終了!!
今日から、2009年の仕事始めです。
さっそく昨年、依頼のあったM大の日本総合研究所の紀要に掲載する小論を仕上げました。
論題は「知覚正面における本性上の差異に関する一試論」です。
大森荘蔵、ベルクソン、メルロ=ポンティから1センテンスづつを引用し、
4次元時空に被投された知覚正面の状況について簡単な考察をしています。
ヌーソロジーでいう「人間の外面」の哲学的裏付けを取るには、
この大森荘蔵の「知覚正面」論はシンプルですが、とても重要な概念です。
知覚正面(大森荘蔵)→イマージュ(ベルクソン)→奥行き(メルロ=ポンティ)。
この三者を時間をキーワードにして横断させたところに「人間の外面」というヌーソロジーの重要な概念が立ち上がっています。
記憶とは脳ではなく、今みている光の中に蓄えられている——。
ってことなのかな。。。証明は難しいけどね。。
1月 6 2009
「2013:The Day God Sees God」ようやくamazonに
いろいろなトラブル続出で発売が大幅に遅れた英語版『人神』が、ようやく”2013:The Day God Sees God”としてamazon USAに登録されたようだ。
→2013:The Day God Sees God on Amazon
現時点ではセールスランクは百万位台とボトムラインに位置しているが、数ヶ月後には1ケタぐらいは位が減ってくれることを祈りたい。日本でもマイナーな本が米国で売れることを期待する方が愚かしいが、ヌースの場合は特異な路線を進んでいるので、マニアックな連中には意外とウケがいいのだ。実はすでにハリウッドの大物スターが本書をゲットしたという情報もこちらには入っているぞ。。へへ。英語になるとこういうことが起こり得るから楽しい。。
追伸
ちょっと厚かましいお願いですが、どなたか英語でこの本の感想を書ける方がいらっしゃいましたら、是非、レビューの方お願いいたします。ペコリ。
By kohsen • 06_書籍・雑誌 • 2 • Tags: The Day God Sees God, 人類が神を見る日