「cave syndrome 」100万アクセス達成!

2005年2月に始めたこの個人ブログ「cave syndrome」が100万アクセスを突破した。拙い記事にもかかわらず、毎回立ち寄ってのぞいてくれた皆さんに心から感謝します。
 
それにしても、ブログを立ち上げて12年か。よくここまで続いているな、と我ながら感心する。
 
もっとも最近はTwitterでつぶやいた記事をFacebookにまとめ、それをそのままこのブログにも転用しているだけで、ブログオリジナルの記事を掲載しているわけでもない。
 
その意味で言えば、Facebookを始める以前の方が記事のクォリティーは高かったし、内容もバラエティーに富んでいた。
 
何せ、日頃頭の中にあることは、いつも空間のことだけ(笑)
 
ブログの名に冠しているように、相も変わらず「cave syndrome(洞窟症候群)」が続いているのだ。そして、たぶん、この症状は一生治らない。
 
記念すべき最初の記事にはこう記している。
 
——2005年2月24日
 
ともあれ、ブログ名は「cave syndrome」とした。
直訳すれば、「洞窟症候群」となるが、
これは、待っても来るはずのない恋人を必ず来ると信じて疑わない、
滑稽でもあり、また愛すべき種族の人間たちのことを指す。
わたしなりの造語だ。
当然、ベケットの小説を意識はしてはいるが、
ニュアンスはちょっと違う。。
わたしは何を待ってるのか。
待ち人はやってくるのか?
やってくるとすれば、彼女の髪の色は?
長さは?
眼の色はどうだ?
彼女の香りは?
………分からない。
しかし、わたしはそんな彼女に恋をしている。
ケイブとは神の花嫁の性器のことである。
 
あれから早十数年の月日が流れている。果たして彼女はやってきたのだろうか。それとも、いまだに待ちぼうけを食らっているのか。
 
相手が相手なだけに、それは微妙なところだ。
 
ただ、こうして待ち続けて一つだけ分かったことがある。それは、彼女は間違いなくいる——ということ。
 
cave syndromeの感染力は、これからますます増大していくことだろう。