4月 23 2025
「複製禁止」の風景—二重体としての僕
鏡の中に映る背中、
それは記憶の中で、
無限に続く回廊のようにも見える。
ここに描かれた鏡は単なる鏡ではない。
それは世界を迷宮化させるための舞台装置だ。
この装置の中で、
僕は二つに引き裂かれている。
見ている僕と、見られている僕。
よく考えてみよう。
鏡をみているはずなのに、
顔が見えない。
それだけで混乱してしまう。
僕には顔がある。
なのに、なぜ?
答えは「複製禁止」というこの作品のタイトルにある。
僕という存在はほんとはただ一つ、
鏡には決して映ることのない僕が、
鏡の外にいるのだ。
ただ見つめ続ける存在として。
迷宮のようなこの鏡の中の世界を超えて、
僕は、今も尚そこに居続けている。
そのことに気づいたとき、
この悪夢のような鏡の世界の物語は
かけがえのない戯曲へと変わるのだ。





4月 24 2025
不動明王になって世界を見よう
次の一覧表を見てください。ここでレッドとブルーで色分けして表しているのは、人間の内面的要素と、外面的要素です。
あなたももうご存知のように、ヌーソロジーでは人間の内面とは外在の世界、人間の外面とは内在の世界というように、内と外が逆になります。
今の私たちにはブルー側の世界がまったく認識に上がっていない。このことをヌーソロジーは問題にしているわけですね。
この中でも特にヌーソロジーが問題視しているのは、時空が見える世界だと考えられていること。言い方を変えるなら、外に物が存在すると考えられていること。まぁ、それが客観の感覚を意識に与えているわけですが。。
存在の根幹はブルー側にあるのであって、レッド側は付属物のようなもの。主従が逆転してしまっている。世の中がどんどん生きづらい世界になっていくのは当たり前でしょう、という話です。
量子力学が意識とどのように関係しているのかをこの一覧で示すと、量子世界は主に、右側のブルーの世界で活動しているもので、その活動の結果、左側のレッドの世界が生み出されてくると考えるといいと思います。
ですから、物理学が見ている量子とは、結果の中に見える原因のようなものです。
ここで面白いのは量子力学の世界がヌーソロジーでは「見えている」世界に関係するところです。「見えている」と言っても、この場合は、4次元知覚としての「見え」のことです。そこに量子は持続としてダイレクトに関わっている、そう考えるのがヌーソロジーです。
4次元知覚としての「見え」。この意味については皆さんも、もう分かりますよね。FPV、いわゆる一人称視点における「見え」の世界のことです。
そして、このときの奥行きを絶対不動の視線と解釈することによって、4次元知覚が開いてくることになります。量子力学はこの4次元の内部構造を記述しています。
これは、神学的に言えば、光のかけらを一つひとつ丁寧に拾い集め、それを大いなるロゴイ(ロゴスの複数形)へと変換する、あのミトラの振る舞いです。量子をミトラと考える人など今の時代一人もいないかもしれませんが、量子の成長によって太陽が生まれているというのは科学的事実でもありますね。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 量子力学