3月 1 2023
表象化の意識の終わり
【落合陽一のシンギュラリティ論】シンギュラリティは2025年に来る/ディフュージョンモデルの衝撃/知的ホワイトカラーが没落する/最新版デジタルネイチャー/音楽と論文が数秒でできる
「人間の最終構成」がよく分かる動画。ディフュージョンモデルはText-to-Imageのみならず、すでに3D生成にも応用され始めていて恐ろしい速度で進化している。いずれは3D-to-3Dから意味生成に進むはず。観察子の構成をコンピュータが代理している感じ。さて、どうする人間。
今、起こっていることを落合氏の図を使ってヌーソロジー的に説明すると、こういうこと。この図で示した「顕在化」の方向を補完していかないと、人間の意識は虚無へと回収されてしまうよ、ということ。デジタルネイチャーの反映物を作り出していかないといけないってことだね。
デジタルネイチャーとフィシスの決定的な違いは、前者には質量の生成ができないということ。内包性がないのよ。すべてが表層的で中身がない。表象化におけるデータの寄せ集めだから致し方ない。最終構成以降の人間の思考の役割は、質量生成に入ること。表象の生成はもうデジタルに任せておけばいい。
3月 22 2023
rikaさんによる英語版 『時間と別れるための50の方法』
米国在住のOrikaさんが、僕の昔のブログ記事『時間と別れるための50の方法』で足のところを映像をつけて英語で朗読してくれている。とても手間暇がかかっている動画だ。こういう作品は書き手冥利に尽きる。本当にありがたい。Orikaさんに早速お礼を述べたテキストを送らせていただいた。
—Orikaさん、力作ですね。映像は映像サイトで探されたのですが? 無茶苦茶大変だったのではないかとお察しします。 テキストに映像が ピッタリと合致していて、内容に合わせて オリジナルで作ったのかと思われるほどです。確かに音声のレベルが低いのと、もう少しクリアに収録できると良かったですね。でも、初めての制作でここまで作られるのはすごいです。とにかく、英語版だと世界中にヌーソロジーの考え方を紹介できるということになりますから、触発される人も出てくるかもしれませんね。AI化一辺倒の今の文明の方向性とは全く逆方向の文明のビジョンというものを皆んなで生み出していきましょう!!
皆さんにも、この作品を英語字幕をonにして楽しんでほしい。映像の付け方がとても丁寧なので、映像を見ているだけでも、ヌーソロジーが皆さんに何を伝えようとしているのかが、少しは直感されてくるかもしれない。
By kohsen • 01_ヌーソロジー, 03_動画, 時間と別れるための50の方法 • 0