4月 17 2017
よこしまな国(北朝鮮情勢のニュースを受けて)
回転の「回」。読んでの通り、「まわる」の意味だが、なぜ、こういう字形になっているのか、深く考えてみるのも面白い。「回」には別の読み方に、「たがう」や「よこしま」という意味もある。なぜ、回ることが「たがう」や「よこしま」なのか。
これと同じことは「国」という字形にも言えそうだ。「口」の中に顔を出してくる「玉(たま)」。それが「国」だ。玉を口で囲んでいると考えれば、この国という一文字の中にも、「たがう」ものが出現していると考えられないこともない。それを、ほんとうの「国」と偽りの「くに」とイメージしてみよう。
ほんとうの「国」は戦争を好まない。
よこしまな「国」は戦争を好む。
ほんとうの国は「口」の中に玉(霊:たま)が宿っているからだ。
このように、「回」という文字には、内包の「口」と外延の「口」の意味が込められているように感じている。この二つがあるから、世界は回っている。しかし、人間はまだ外側の「口」しか知らない。そこに生まれているのが、よこしまな国、すなわち国家というものだろう。
二つの「口」の存在を知れば、ほんとうの「国」というものがどういうものか分かってくる。そして、二つの口の存在を知れば、世界は再び新たな回転を開始する。本来、それがre-volution(革命)と呼ばれるべきもの。
内部と外部の分離の秘密を知る者たちが世界を回していることに、僕らはそろそろ気づいてもいいのではないか。
回転の知性を!!
4月 20 2017
絶滅動物と新種発見に見る・神話的ココロジー
アニマンダラ氏がまた面白いことを書いている。
「人間の思考とは植物、感情とは動物。その統合が人体」というOCOT情報とイメージが被っていて面白い。
シュタイナーの霊学では植物はエーテル界、動物はアストラル界と深い関わりを持っている。
今、生物世界で起こっている絶滅と新種の発見の対照性は、エーテル界とアストラル界の変動の物質的反映と言えるのかもしれない。
古き思考や情動が消え去っていくことの反対側に、新しき思考や情動の芽生えがある。
それらが、善き思考、善き情動であることを願うばかりだ。
http://animandala.hatenablog.com/entry/species
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: シュタイナー