世界を我と汝で満たすために―

科学が倫理を語れないのは、物質をつねに「我-それ」の関係でしか見ることができないからだ。
 
物質が「我-汝」の関係で見れるようになれば、科学的知性はそのまま倫理を内包するものになる。
 
素粒子が複素空間(実と虚)として形式化されているのは、その倫理へのポータルが出現しているようなものだ。
 
それでもまだ君は時空に固執するというのだろうか?
 
そこには他者はいないって。
 
知覚を変えよう。
 
大変だけど、知覚をゆっくりでいいから変えて行こう。
 
君が、そのハリネズミのような視線を持ってる限り、
君は誰も愛せないし、誰からも愛されもしない。
 
互いに傷つけ合う痛みだけが残るのだよ。