スピンとは「死」が幾何学化されたもの

ヌーソロジーに出てくる垂質(Ψ5~6)という概念は、物理学ではブロッホ球(下図)と呼ばれているものに対応しているのではないかと思う。時空が反転したものがそのまま持続空間になっているということだ。
ブロッホ球では、垂子の対化(Ψ3~4)は球-線変換によって虚軸と実軸へと変換されている。このブロッホ球は、その意味で、キットカット実験(下動画)で感覚化される球空間と同じものだと考えていい。
これは「前」が小さく縮んで物質粒子になっているというのと同じ意味だ。
何でこんなものが時空上のミクロに生成されているのかというと、それは私たちが見られる空間を拠点にして世界を認識しているからに他ならない。見られる空間においては、自分の肉体が自己中心化されてしまう。その意識の反動が、「見る空間」すなわち「奥行き」側を粒子としてもたらす。
実際、量子力学に登場する生成消滅演算子の仕組みにもこれと同じような構造が見られる。「奥行き」への覚醒が起これば、観測者はブロッホ球と同化し、粒子は消滅するということになる。
念のために、もう一度キットカット実験の動画を挙げておこう。キットカットを原点とした周囲の空間の回転に留意して、この映像を見て欲しい。
この回転でイメージされてくる球空間の球面を観察している位置がOCOTのいう「無限遠点」だと考えるといい。そこに自分自身の位置を置くと、私たちが経験している全空間は一本の線分の中に畳み込まれていることが分かる。不動の前のことだ。それがスピンの正体だと考えるといい。
このことが理解できれば、君も今日からスピナーズだ!(笑)
スピンとはおそらく幾何学化された「死」だ。こうした「死」が無数集まって。今度は球精神(Ψ7~8)と呼ばれるより高次の球空間を作っている。そして、それは「地球の位置」だとOCOT情報は言っている。
すべての人間の奥行きが一点で交差している位置・・・。確かにそうだわ。
とにかく僕にとってはヌースの空間思考は最高のSFなんだよね。ほんと、モノリスの中へと引き込まれていく感じ。OCOT情報の解読は恐ろしいほどに苦痛だったけど、一つ一つの壁を抜けたときに流れ込んでくる快感がまさにエクスタシーで、ここまで続けられてきたという感じ。
Ψ13~14のゴールを目指して頑張るぞい。