改めて紹介「ママダンシング」

この曲も同じく、1980年の録音です。
タイトルは「ママダンシング」。

当時の時代風潮に対するメッセージソングとして作りました。
自分のふがいなさを社会のせいにして、愚痴っているとも言えますが、今聴くと今の時代にもマッチしてますね。
世界はいつも真夜中。つねに真夜中の周りを回り続けてる。
当時はまだ「神々の過ぎ去った日々」といったような自覚はありませんでしたが、ニヒリスティックな社会状況は十分に感じていました。

墓石に刻み付けられた爪痕、赤ん坊の夜泣きの声・・・

暗闇の中へと落下していく世界の中で、自分は何をすべきなのか、悶々としていた頃ですね。
暗めの曲ですが、自分が作った曲の中でも好きな曲の一つです。