2月 24 2009
DNA、RNA、細胞……先は長い。。
さて、前回のDNAについての情報の続きだ。皆さんに分かりやすく解説したいのはやまやまなのだが、残念ながら、このへんの内容については現在のところ手も足も出ないというのが正直なところだ。ただ一つ言えることは、生物の中に見られるDNAから染色体、細胞に至るまでの構成は、OCOT情報がいうところの「真実の人間」の精神構造と深い関係を持っている。これは、原子次元でいうとアルミニウムから鉄までの元素生成の次元とある意味、並行関係にあるのかもしれない。
精神進化が鉄の次元(精神の内面の奥裡)を凌駕するときに、精神は精神の外部に向かって力を作り出す。どうも、この場所の力が同時に人間に付帯質の内面への覚醒を送り出す力となっているようだ。元素としてはここからコバルト(原子番号27)、ニッケル(原子番号28)とその生成が続いていくが、ここからの領域は精神の外面と呼ばれ、その位置から見て中和側に見えるところが細胞分裂、つまり、卵割が始まる場所に対応するのではないかと考えている。僕がつねづね付帯質の外面領域における「人間の内面の意識総体」を精子、付帯質の内面への方向性を持った{人間の外面の意識総体」を卵子に喩えるのも、その裏にこうしたビジョンを漠然と持っているからだ。これはギリシア哲学風に言えば、ロゴスとコーラの関係にある。いわゆる神の精子とその精子の侵入を待つ子宮の関係だ。
動物においては精子と卵子といった生殖細胞の結合によって受精卵ができ、そこから細胞分裂によって卵割が始まるが、このビジョンからいくと、卵割が繰り返されていく次元は付帯質の内面の顕在化を引き起こしているもととなっている精神の外面次元の物質的投影に対応しているようだ。実際、別のところでOCOTは「細胞分裂とは精神の覚醒」と言っている。
卵割の形成秩序、いわゆる胚細胞内部の形態形成はその意味で、付帯質の内面の構造と同型対応する部分が出てくると思われる。とにかくこれらの情報の読み解きはまだまだ先のことになるだろう。
●交信記録19940311——2
エイズウイルスとは何ですか。
中性質が内面を持つことにより、生み出された付帯質の内面のカタチです。
DNAとは真実の人間における思形の対化と考えてよいのですか。
はい、そうです。対化の交差を行さわせるために生み出されたものです。精神の等化が行われているところです。
DNAの中のアデニン、グアニンとは自己と他者を等化する意識が存在しているところですか。
はい、そうです。同じことですが、中性質の中和という言い方ができます。
DNAの二重鎖を真ん中でつないでる水素結合とは位置の変換と転換の交差を意味しているのですか。
はい、人間の意識における覚醒と反覚醒を意味しているところになります。
RNAとDNAの違いは何ですか。
元止揚の観察精神と進化のカタチの観察精神の違いです。真実の人間による調整が行われています。
RNAの塩基はDNAの中のチミンがウラシルに置き換わっていますが、ウラシルとは何なのですか。
人間の意識における調整が行われているところです。
RNAがDNAを転写しているといわれてますが、これは何を意味するのですか。
それは人間の意識における調整を等化させていることを意味します。
転写したRNAは細胞核の外に出てタンパク質を合成するリボソームという粒子に結合するといわれてますが、リボソームとは何なのですか。
人間の進化のカタチに方向性を与えるものです。
タンパク質を構成するアミノ酸とは何ですか。
人間の意識の交替化を生み出させるための次元の対化です。
植物は光合成によってブドウ糖を作り出していますが、ブドウ糖とは何ですか。
定質の調整が内面に顕われているものだと思います。
上写真は以下のサイトから借用させていただきました。
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0490/contents/bio2_h002.html
2月 26 2009
地球、月、太陽の本質(1)
●交信記録19940320
地球に対する月の公転周期28日とは何を意味するのですか。以前に付帯質が等化を行うまでの次元の数とありましたが、それは正しいのですか。
はい。
太陽に対する地球の公転周期1年とは何を意味するのでしょうか。
人間の意識における覚醒を起こす対化の数です。
1年の間に月は地球の周りを約13回公転します。このときの「13」とは何を意味するのでしょうか。
人間の意識における進化への反映を起こす対化の数と考えられるといいでしょう。
地球の一自転、すなわち一日とは何を意味するのですか。
精神が精神を交差する位置です。
1年が約365日になるのはどのような意味があるのですか。前に「365とは等化のカタチを持ったものすべてを表す次元数」といわれましたが、それは「精神の内面と外面を等化したものが再び付帯質を形作るまでの次元数」と同じような意味ですか。
方向性としては全く同じですが、正確には変換作用における対化の等化における次元数に当たります。
地球に対する月の公転と自転の周期が全く同じなのは付帯質の内面と付帯質の外面が全く等しい力で働いていることを意味するのですか。
はい、そうです。付帯質としての力の方向性が全く同じ力で働いているからです。
月の公転が付帯質の内面の次元で、月の自転が付帯質の外面の次元と考えてよいですか。
はい、よろしいです。
それは人間にとっての善なるものと悪なるものの関係と同じですか。
人間が本来の方向性を反転させていることを悪とするのならば、同じことを意味します。
■解説
さて、いよいよ天体についての情報が出てきた。例によって「難解な、あまりに難解な」OCOTによる説明が綴られている。「取りつく島もない」というのはまさにこのことだ。
以前、『シリウス革命』にも書いたように占星学や神秘学などとの擦り合わせで、ある程度、惑星の持っている意味はヌーソロジーの観点からも辻褄合わせを行うことはできる。しかし、ミクロ空間と違って、マクロ空間に対しては僕自身まだ肝心の描像がしっくりときてはいない。ここでいう「描像」とは、ちょっと抽象的な言い回しになるが、「大陽系空間が一体、どのような観念の表現空間であるのか」という意味での描像だ。いや、一気に大陽系空間にまで飛躍するのは身のほど知らずと言うべきかもしれない。それ以前に地球の外部に広がっている空間とは一体いかなる意味を持つ空間なのかをヌーソロジーの思考から深く再考する必要性がある。近代理性の目で大陽系を見て、そこにいくら問いかけたとしても、おそらく大陽系は自身の出生の秘密を微塵たりとも明かしてはくれないだろう。
哲学でもよく言われることだが、人間の理性の目というのは架空のオールマイティーな視座から世界を見て、あたかも自らが神であるかのように振る舞っている。例えば、科学番組ではよく原始の地球の姿がCGで再現されたりする。ドロドロの溶岩が地表を覆い、そこに分厚い雨雲が覆い、長期間、雨が降り続け、溶岩を徐々に冷やして行く様子がCGのカメラアイによって描写される。しかしここで僕らは慎重になる必要がある。一体、誰がその様子を見ているというのか。そこで原初の地球を見ている目とは一体誰の目なのか。この科学自身が描く宇宙史の中では、原初の地球においては世界を見ることを可能にする眼球どころか未だ微生物の元となる有機物さえも発生していないのである。科学的理性はこの矛盾、ならびにその越権行為に対してあまりに無頓着すぎるのだ。
科学的理性は自らが思考対象とする物質というシステムの中では極めて精緻で素晴らしい理論構築を行う。これはもちろん賞賛に値することは言うまでもない。しかし、その一方で、認識や意識の問題を全く考慮していないために、世界が差異で成り立っていることをほとんど忘却している。世界は観察者という差異を含んで初めて世界として成立し得るのであり、この観察をなし得ている力は時空に散在する物質という同一性の中で説明し得るものでは決してない。脳内のシナプスの発火が意識を生じせしめているとして、一体、その発火がどのように意識の発生と結びつくというのか、それに対して科学は語る言葉を持たない。
この生の現場に、様々な関係性のタベストリーで織り込まれた者。それが現存在、世界内存在としての「わたし」である。それは意識という現象の名のもとに立ち表れた存在を構成しているであろう諸関係の総体の綴じ目のようなものでしかない。この綴じ目のもとに時間や空間、さらには地球や大陽系が存在しているのであって、その逆では決してないのである。自身の今見ている現実(リアル)、そしてそれを支えている諸観念から乖離することなく世界を見つめることが肝要なのだ。それによって初めて「わたし」は星の秘密と接続することが可能になる。いつも言ってることたが、惑星は決して単なる土塊として機械的に回転しているのではない。科学的理性にはまだ見えてきてはいないが、それは僕らの精神を形作ってい高次元精神の活動の痕跡(トレース)なのだ。
とは言ったものの、一体いかにして、世界内存在としての「わたし」から見た地球や惑星にアクセスすることができるというのだろうか。そのためにはまずは身体から広がっている空間というものがどのような観念を含んでいるかを注意深く探索しなければならない。その諸観念が見えてきてこそ、僕らは真の地球に、不動の大地としての地球に立つことができる。当然、その先には不動の月、そして不動の太陽が待っていることだろう——つづく
上画像はhttp://www.ne.jp/asahi/tk/7777/universe/pastuniverse.htmより借用しました。
By kohsen • 04_シリウスファイル解説 • 0 • Tags: シリウス革命, 付帯質, 内面と外面, 神秘学