11月 21 2025
ヌーソロジーでは、知覚とことばの関係を、それぞれ奇数系観察子と偶数系観察子の関係として捉えています(実際にはもう少し複雑)。この見方に立つと、「ことば」が空間と重なり合いながら構成されている様子が見えてきます。 つまり、空間そのものが、“ことばの住処”として立ち現れてくるのです。 最近よく使うようになった「空間構文」という表現も、そうした“空間の中で言葉が流動する構造”を、観察子がかたちづくる幾何構造と重ねて捉えられるようになってきたことから生まれました。
ヌーソロジーにおいて、知覚とは自己性であり、言葉とは他者性です。この二つの関係を観察子概念を通して空間に重ね合わせてみると、空間自体が、自己と他者の意識の流れが互いに共鳴し、織り込まれた一つの生命体のようなものとして立ち上がってきます。 その生命体としての空間は、自他の構文が織りなす“織布”そのものを内部に持ち、その織り布が、物質のように空間内に影を落としているのが見えてきます。 つまり、私たちが物質と呼んでいるものも、実はこの構文の重なりが空間に残した痕跡=意識の織り込みの影であることが、徐々にわかってきます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 空間構文
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ヌーソロジーサロン
ヌースコーポレーション
半田広宣(ハンダコウセン)
著書 「奥行きの子どもたち」「人類が神を見る日」「光の箱舟」他
11月 21 2025
再度「空間構文」という言葉の意味合いについて
ヌーソロジーでは、知覚とことばの関係を、それぞれ奇数系観察子と偶数系観察子の関係として捉えています(実際にはもう少し複雑)。この見方に立つと、「ことば」が空間と重なり合いながら構成されている様子が見えてきます。
つまり、空間そのものが、“ことばの住処”として立ち現れてくるのです。
最近よく使うようになった「空間構文」という表現も、そうした“空間の中で言葉が流動する構造”を、観察子がかたちづくる幾何構造と重ねて捉えられるようになってきたことから生まれました。
ヌーソロジーにおいて、知覚とは自己性であり、言葉とは他者性です。この二つの関係を観察子概念を通して空間に重ね合わせてみると、空間自体が、自己と他者の意識の流れが互いに共鳴し、織り込まれた一つの生命体のようなものとして立ち上がってきます。
その生命体としての空間は、自他の構文が織りなす“織布”そのものを内部に持ち、その織り布が、物質のように空間内に影を落としているのが見えてきます。
つまり、私たちが物質と呼んでいるものも、実はこの構文の重なりが空間に残した痕跡=意識の織り込みの影であることが、徐々にわかってきます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 空間構文