特異点の風景——人間の内面と外面の入口

ヌーソロジーの思考空間を何とかイメージとして表現できないか、ジピと相談しながら試行錯誤しています。これなんかはかなり分かりやすく描いてくれています。
人間の外面である「前」は量子空間、人間の内面である「後」は時空——。この境界が特異点です。直球ストレートで描いていますね。
人間の内面側に描かれた地球が赤く発熱して燃え始めている表現はジピのオリジナルです。彼なりのイマジネーションなのでしょうか。

【追記】
⚫︎「特異点=人間」の意味について
時空の外部に出ていくということは、特異点の中に入っていくということでもある。
ホーキングのいう虚時間の宇宙がそこにはある。ここは数学的には素粒子の発生とリンクしている場所でもある。持続空間はこの時間の虚化という出来事を入口に持っている。
私たち人間の本質は、この失われた虚的時間の世界にあると考えよう。
時空の始まりとされるこの特異点を虚時間の宇宙と連続的に滑らかに繋ぐこと。
それによって、物質を内から見ている世界が見えてくる。
物質を外からしか見れない時空にいては、ここに書かれてあることの意味は絶対に分からない。

ヌーソロジーの思考空間