早く、新しい地平に立とう

「他者視点からしか世界を見れていない」多くの人たちに対して、「何とか自己視点から世界を見る」ということの感覚を伝える方法はないものか、日夜、分かりやすい表現を考えているところです。

私たちは、ふだん「物がそこにある」「外に世界が広がっている」と思っています。でもそれって本当に“外にある”んでしょうか?

実は、普通にいう“見る”という行為そのものが、すでに他者の視点に自分を置き換えて世界を見ているのです。
つまり、あなたが「目の前の世界」だと思っているものは、
あなた自身の内的な精神の宇宙を、他者の視点を通して見ている像にすぎない、ということです。

コンパクトに言うとこんな感じです。
物質世界:あなたの精神の「裏側」にできた“影”
精神世界:あなたがまだ“裏返しに見る”前の、本来の構造

つまり、この世界は、他者の眼差しの中に映る、あなた自身の“内在世界”なのです。

今見ている世界はあなたの外にあるんじゃない。あなたが、“他者の視点に自分を投げ込んだ”結果として立ち上がっているものにすぎない。
この構造に気づいたとき、あなたは 精神が世界を創っているという、まったく新しい地平に立ちます。