今後のプラン

_dsc2405昨日、今日と武蔵野学院大の高橋学長を福岡にお招きして、今後のヌースの展開について話し合いを持った。9月には「人神」の英語版が米国で出て、続いて10月〜11月には「人神」のリニューアル版が徳間から出版される。それに合わせて、ヌースアカデメイアのサイトをバイリンガルでリニューアル・オープンする予定だ。オープン時のコンテンツは、とりあえず、旧アカデメイアのコンテンツの中から重要と思われる記事を再編集して構成するに止まるが、更新時には3DアニメーションやVideoコンテンツをふんだんに用い、より分かりやすい理論解説を心がけようと思っている。すでに社員のdieforくんが専任スタッフとして制作に当たってくれているので、ポシャることはまずない。

 僕の方は、それに並行して、現在、頓挫している「THE NOOS(ヌース理論本論の本)」の執筆を完遂しなくちゃならない。こちらが曲者だ。執筆を開始して早3年が経過した。しかし、まだ納得いくように書けていない。本論ということでの力み過ぎが原因だ。読み直しても面白くないのだ。とにかく納得がいくまでリライトを繰り返している。う〜む、こうなったら徹底的にやってやる。。

 これらの作業が一段落して、武蔵野学院大とのコラボに入ることになるだろう。この2日間の学長との話し合いで、とりあえずは大学の出版局から「THE NOOS」の内容をさらに掘り下げて解説する小冊子全集(何冊になるかは分からない)を発刊していこうということになった。計画通り行けば、ヌースに接するアイテムが飛躍的に増加することになる。

 高橋学長としては、ご本人が政治思想の専門であるということから、どうしてもヌースを思想のシーンに引っ張り出したいようだ。しかし、コテコテの思想のスタイルを取ると、クローズしてしまう。さてさて、ヌース理論がどのようにお行儀よくメイクアップされて、学問の場に登場してくるのか、その化け姿が今から楽しみだ。