lecture終了記念のUSTを行います

Crank_up2

 去年の8月にスタートさせたレクチャーシリーズ全12回がようやく先週の土曜日で無事に終了した。長かったというべきか短かったというべきかよく分からないが、とにかく、一つのプロセスを終えるということはオメデタイことなので、まずはほっと安堵で胸を撫で下ろしている。

 まず、一番にお礼を言いたいのは長丁場のレクチャーにもかかわらず、毎回毎回、会場まで足を運んでくれた参加者の皆さんだ。今回のレクチャーシリーズでは地元福岡近郊からの参加者は半数程度で、残りの半数は遠く北海道から、東京、名古屋、大阪、福山、広島に至るまで全国津々浦々から集まってくれた人たちだ。旅費や宿泊費だけでも相当な出費である。ほんとうに心からお礼を言いたい。

 今回のレクチャーシリーズの目的はヌーソロジーの現在を何とか伝えるメディアを作っておきたいという僕の個人的な欲求にあった。2003年に最後のレクチャーを終えた後、ヌースの思考体系も「ヌース理論」から「ヌーソロジー」と名称を変え、その内容も当時よりよりふくよかなものに変貌していった。その途中、何度か書籍化を試みたが、書き言葉でその膨大な内容をまとめるにはとても時間が足らず、とりあえずは語り言葉でまとめておこうという主旨のもと、レクチャー開催に踏み切ったというわけだ。機材の不備等もあって、最初、バタついた全レクチャーのDVD化もほぼ完遂し、これで2010年現在のヌーソロジーの概要は紹介できたことになる。

 反省点を挙げればきりがない。いつもライブをやって思うことなのだが、ライブでいかに思考内容を伝達できるかが、自分の思考の深度のバロメーターになっている気がする。僕の場合、自分が考えていることが100あるとすると、それを書き言葉に下ろしてくるときには、その内容は極端な話し10ぐらいにまで減っている。話し言葉ではそれがさらに1にまで減衰している。思考の深度が深い人であればあるほど、考えていること→書き言葉→話し言葉という変換によって被る思考の深度や強度の減衰が少ない。その意味で言えば、まだまだ、僕自身、思考の深度が浅いということだ。せめて書き言葉ぐらいの濃密さと精度を持って自分の思考が語れればいいのだが、これは努力だけではどうにもならない部分があるので、半分、諦めている。

 あと、ビジュアル面ももっと改善していきたい。ルックスは仕方ないとしても衣装にもっと気を使うべきだった(笑)。第12回などは途中、シャツの真ん中当たりのボタンが外れていたようで、その下から中年特有のぽっくりした下っ腹が白い下着に包まれて顔を出していたようである。おい、スタッフ、早く言えよ!!みっともないったらありゃしない。地球レベルの進化の話をしているんだぞ、わしは!!

 まっ、というわけで、本日、午後10 : 30より、レクチャークランクアップを記念したUSTREAMを行います。テーマは今回のレクチャーシリーズの総括ということで、ヌーソロジーに関する話を中心にいつものような与太話を若いスタッフたちとくっちゃべる予定です。ヌーソロジーに関心がある方、ヒマを持て余している方は是非、ご覧になって下さい。

番組名:lecture crank up UST
出演:半田広宣(アカデメイア主宰) 亘利渉(コンセプチュアルプランナー) 大法マサノリ(ARKTYP主宰:ゲスト出演)
日時:2010年8月26日 午後10:30~午前0:30まで(都合により、終了予定時刻を繰り上げる場合がございます。ご了承ください)
放送メディア:USTREAM→http://www.ustream.tv/channel/noos-academeia-tv