『ヌースエヴァ』完成!!

ヌースエヴァ

 会社で水を作った。「作った」と言っても、長年研究していたものを今回ようやく正式に製品にラインナップさせたという感じだ。それだけにこの製品には愛着がある。命名はいろいろと悩んだ末『ヌースエヴァ』にした。別にエヴァンゲリオンを意識したわけではない。水はもともと生命の起源と言われている物質だ。そこには生命を生み出した母胎のイメージがある。その意味で、ヘブライ語で生命の意味を持つ「エヴァ」という言葉が真っ先に浮かんだというわけ。語感もいいし、イメージも柔らかい。まぁ、月並みなネーミングではあるのだけど、自分としては大変、気に入っている。ロゴは某大手広告代理店でアートディレクターをやっている友人のMくんにお願いした。こちらもクールな感覚で仕上がっていて大変気に入っている。ついでにボトルもオリジナルデザインで起こしたかったのだが、あまりに経費がかかりすぎるということで断念。既成のものを使った。

 さて、この『ヌースエヴァ』だが、原水にも大いにこだわりを持っている。前々から水をいずれは商品化したいと思っていたので、常日頃ミネラル水や逆浸透膜で処理した純水など、様々な水を全国各地から取り寄せてはテイスティングしてはいい素材を探していた。昨年、親しい友人から凄い水があるよと紹介され、試しに飲んでみたところ、味も、舌触りも今までのものより群を抜いて一番!!、ということで、その水で行くことに決めた。何でも聞く所によれば、この原水は古くからご神水として当地の人々に愛飲されてきた水だそうで、非常に有り難い水だということ。この有り難き水をヌーソロジー的工学を使ってより有り難き「生命の水」へと変容させる。コンセプトはずばり古代の神性と未来の神性の結合。。。ってのはまぁ大袈裟な話だが、とにかく、こうして『ヌースエヴァ』が出来上がったというわけだ。

 さて、そこで「その肝心のヌーソロジー的工学とは何ぞや?」ということになるのだが、これはヌーソロジーに登場する観察子という空間概念を機械を用いて空間に再現する技術のことだ。観察子概念は高次元の空間構造から成っているので、通俗的に言えば高次元波動を発生する技術だと言えるのかもしれない。しかし、高次元波動と言ってもスピリチュアルな世界で使われているような意味不明な波動の意味ではなく、れっきとした物理学的な波動のことである(と個人的には思っている)。現在まで機械は2台作っている。「7の機械」と「8の機械」(正式名 NC-generator ver,1.0と1.1)というのがそれだ(下写真)。
NC-generator

 「7の機械」は物理学的に言うと陽子の波動、「8の機械」は中性子の波動を再現する仕組みを持っていると考えている。と言って、これらの機械から陽子線や中性子線が飛び出して来るといったような物騒な話ではない。これらの機械はあくまでも物質の内部から陽子や中性子にアクセスし、そこにカタチの共鳴を与えることを目的にして製作した機械だ。

 「7の機械」の方はすでに2004年に完成に漕ぎ着け、そこから発せられる波動が水の物性に与える変化をいろいろと見ていたが、微生物の培養実験など間接的な実験では劇的な変化が見られたことがあるものの、残念ながら、水そのものの物性としての客観的なエビデンスを数値として得ることは結局できなかった。3年前に「8の機械」が完成し、その後、機械に流す電流量や機械内部の回転比などをいろいろと変えて実験を続けた結果、最近になってようやく波動処理を加えた水とそうでないものとの間のORP(酸化還元電位)にわずかながらも優位さが認められるようになった(もちろんORPが下がったということ)。そこで、思い切って製品化に踏み切ったというわけだ。

 発売前のモニターテストは概ね好評。飲んで病気が治るなんてことは言わない。飲んで心が浄化されるなんてことも言わない。ただ、普通の水とはちと感触が違う水になっていることだけは確かだ。興味がある人は『ヌースエヴァ』のサイトへどうぞ。