観点の球面化の次元を獲得するために

関西ヌーソロジー研究会のメンバーのOさんが観点の球面化の基礎となる空間を体験するための道具を作ってくれたようだ。むっちゃローテクだけど、すごい力作です(^^)。わざわざ、ありがとうございます。
 
この器具は、自分の目の前にジュースの缶を置き、自分の自転に合わせて常に前に缶がくるように缶を公転させたら、缶はどのように見えるのかというのを確かめるための実験です。僕がレクチャーでよく説明しているやつですね。
  
仕組みは実にたわいのないものなのですが、この実験が意味するところはとても深いものなので皆さんもじっくりと考えられるといいでしょう。
 
とりあえず、結論を言っておくと、
 
動画を見てもらうと分かるように、観測者からは缶が「自転」しているように見えるということです。
 
つまり、あたかも観測者が缶を見ながら缶の周りを回っているような空間が現れるということですね。
 
観点中心の自転だったものが、逆に観点が対象側を包み込んで公転する空間へと反転しているのがわかりますね。
 
この二つの回転円の関係の間にヌーソロジーの「円心」概念が彫塑されています。
  
この円心関係が理解できてくると、無意識化していた非局所のカタチが見えてきます。
 
これは素粒子におけるボゾンとフェルミオンの位相と深いつながりを持っています。
 
ゲージ対称性の世界を意識に浮上させるためのトレーニング機械のようなものと考えておくといいでしょう(笑)。
 
Oさん、作るの大変だったろうなぁ。この場を借りてお礼申し上げます。