止核精神の対化(マカバ)と電磁場

止核精神とは光の片割れのようなものだ。光は物理学的には電磁場だが、磁場と電場の関係を交差する正四面体(マカバ)で表すと下図のようになる。
 
この図で、正面方向に垂直に立っている方向が奥行きだと考えよう(図では潰れて点にしか見えない)。磁場は左側のレッドの三つの平面の回転として現れ、電場は右図に示したブルーの三つの平面の回転として現る。
 
電場の方が観察位置が観察される側の位置に入り込む回転であることが分かる。結果、このレッドとブルーの回転の双方を等化する回転が電磁場だということになる。そして、その回転が人間の空間認識を3次元の中に閉じ込めている。OCOT情報が「光とは有機体」「有機体とはカタチのない精神」というのもそのような意味からだと考えるといい。
 
正六面体には1:√2:√3(二辺と対角線の比)で構成される六つの面が含まれているが、磁場と電場はこれら六つの面の二つのグループへの分離になっていることが分かる。
 
電磁場とこのマカバを内包する正六面体の関係構から何が言えるか―それは物理学者には少しショックな内容かもしれない。
 
つまり、電磁場とは時空の中で活動している物理現象ではなく、時空という概念の形態そのものを指しているということ。言い換えるなら、人間に時空を認識させている精神構造なのだ。これは、4次元が見えてきて初めて分かってくる。ちなみに、この4次元への垂直性が開くことが「シリウスゲート」。つまり、ヌーソロジーのいう「付帯質の内面」への侵入口となる。
 
付帯質の内面の方向(垂直軸の方向反転)に入ると、時間は持続空間となりスピン化し、物質の構成へと入る。いつも紹介している「ヘキサチューブル」の構造がそれを表す。
 
ここに見られるような構造(カタチ)を作り出したものの世界へと意識が入っていくわけだ。そこに人間の意識のアプリオリが活動している。潜在化ではその領域は素粒子の場だが、顕在化においては、それは元素界となる。
 
また、非常識なことを言うようだが、意識の反転が開始されると素粒子によって元素が作られているのではなく、このように元素が素粒子を作っていたことが分かってくる。素粒子とは元素のカタチをトレースしている変換性の産物だということだ。
 
とにかく、根底からすべてが引っくり返っていくヌーソロジーの世界観。今のところは、哲学-物理-スピリチュアルを総合したSFとして楽しんでもらえば十分です。

有機質における磁場と電場の回転面の位置