8月 8 2016
観点の球面化の次元を獲得するために
関西ヌーソロジー研究会のメンバーのOさんが観点の球面化の基礎となる空間を体験するための道具を作ってくれたようだ。むっちゃローテクだけど、すごい力作です(^^)。わざわざ、ありがとうございます。
この器具は、自分の目の前にジュースの缶を置き、自分の自転に合わせて常に前に缶がくるように缶を公転させたら、缶はどのように見えるのかというのを確かめるための実験です。僕がレクチャーでよく説明しているやつですね。
仕組みは実にたわいのないものなのですが、この実験が意味するところはとても深いものなので皆さんもじっくりと考えられるといいでしょう。
とりあえず、結論を言っておくと、
動画を見てもらうと分かるように、観測者からは缶が「自転」しているように見えるということです。
つまり、あたかも観測者が缶を見ながら缶の周りを回っているような空間が現れるということですね。
観点中心の自転だったものが、逆に観点が対象側を包み込んで公転する空間へと反転しているのがわかりますね。
この二つの回転円の関係の間にヌーソロジーの「円心」概念が彫塑されています。
この円心関係が理解できてくると、無意識化していた非局所のカタチが見えてきます。
これは素粒子におけるボゾンとフェルミオンの位相と深いつながりを持っています。
ゲージ対称性の世界を意識に浮上させるためのトレーニング機械のようなものと考えておくといいでしょう(笑)。
Oさん、作るの大変だったろうなぁ。この場を借りてお礼申し上げます。
8月 10 2016
福岡ヌースアトリウム第四回「霊魂のカタチを量子から知る」、無事終了しました
土曜、日曜の二日間にわたって、Φさん(船木氏)を招いての福岡ヌースアトリウム、おかげさまで無事終了しました。量子物理学という硬いテーマだったにもかかわらずたくさんの方に集まってもらいました。どうもありがとうございました。
量子力学が提示する空間構造はヌーソロジーに登場する次元観察子という概念の骨格構造に当たるのものなのですが、今回はその部分について、1日目は「ヒルベルト空間」と意識の関係について、二日目は「ゲージ理論」と意識の関係について、というように、いつもよりも一歩も二歩も踏み込んだかたちでいろいろな話をさせてもらいました。
量子力学に登場してくる複素空間という数学的形式が実は見るもの(主体=虚軸)と見られるもの(客体=実軸)を一体化させて見ることのできる変換人(トランスフォーマー)型ゲシュタルトの意識の表現形式でもあるということが、参加された皆さんにもかなり伝わってきたのではないかと思います。
難しい数式で書かれた量子力学の数々の空間構造が現実にイメージ化されてくることによって、わたしたちの認識のかたちも必然的に高次の創造空間の現場へとゆっくりと移動していくことになります。どんな空間が開いてくるか楽しみですね。
スタッフのOくんも、二日間、お疲れ様でした。
僕が話した内容の方は、福山(意識物理学研究所主催)、東京、大阪でもやりますので、皆さん是非おいでください。量子世界に一気に親近感が湧いてくるのではないかと思います。
何度も言います(笑)。量子論とはわたしたちの魂の理論となるべくして出てきた理論です!!
By kohsen • 01_ヌーソロジー, 02_イベント・レクチャー • 0 • Tags: 量子力学