12月 11 2024
ダークサイド・オブ・ザ・ムーンから逃れて
ちょっとオカルトっぽく表現するなら、世界を物質だけで見る空間は月のダークサイドです。狂気です。There is no dark side of the moon really. Matter of fact it’s all dark(Pink Floyd)です。
自分を地球と見て、自分の周囲にある物質を月と見てください。
これは、自分を取り巻く円に物質が見えるということを象徴しています。
当然、このとき物質のウラは見えません。このウラがダークサイドです。それを他者が見ている物質だと考えるといいでしょう。
俯瞰的空間はこのダークサイドが深く関わっているということです。
他者空間にまるまる囚われることは、ダークサイド・オブ・ザ・ムーンだということが直感的に分かるでしょう。
かろうじて、自分の周りに物質が見える状態を保ったとしても、それでも、自分の空間が目覚めた状態とは言えません。
なぜなら、それでも自己はまだ地球と月との間に閉じ込められているからです。
自分の空間に戻るというのは、月を太陽の方向へと裏返すことを意味します。
月として見ていたものを太陽の中に見ること——
「外延を内包に反転させる」とは、そのことを意味します。
物質が太陽に見えてきたとき、生粋の自己空間が初めて出現してきます。
もちろん、ここでいう太陽とは精神のことです。
この一連のプロセスは、オカルティズムで言われるところの「月と太陽の聖婚」を表しています。
月と太陽の聖婚は、意識と無意識の融合、人間の外面的な自己と内面的な現実の統合を象徴しています。
このような統合によって、「わたし」は完全な自己認識と調和を、自らの中に達成してくるようになるということですね。
今という時代、世界全体が月のダークサイドへと落下して行っている音が聞こえませんか?





12月 17 2024
AdS空間からCFT空間へ
ヌーソロジーは、観測者は無限遠点から世界を見ていると考え、そこに現れる4次元空間を持続空間として解釈する(下図参照)。このアプローチが意味するのは、観測者の意識は本来、空間と時間を超えた場に位置しているということだ。
このような前提をセットしてこそ、存在世界は全く別の方向へと開いていくことになる。
1. 〈他者-構造〉=AdS空間としての3次元知覚
ヌーソロジーが言う「他者構造としてのAdS空間」とは、私たちが通常「3次元世界」として認識している空間が、実際には他者の視点を通じて構成されている空間であるということを意味するものだ。
つまり、「目から外の空間を見ている」とする常識的な空間理解は、私たちが直接体験している空間ではなく、他者の視点が意識の中に組み込まれ、それを通して、自己が肉体的な統一像として把握された結果生じているものなのだ。
このように〈他者-構造〉による認識は、物質的存在としての自分や世界を形成し、あたかも「自己という主体が物質である」とする錯覚を引き起こす。
2. 無限遠点としての観察位置と「持続空間」としての4次元
ヌーソロジーでは、観測者の意識の位置を「無限遠点」として考える。それによって、今まで無限に広がっていると思われていた3次元空間は丸められ、4次元空間への直立性が現れる。
この無限遠点は、決して延長的な無限性を意味するものではなく、次元の遷移を表すものであり、対象の観察というものが、本来、絶対的な視点からなされていることを示している。ヌーソロジーでは、この4次元の直立性を持続空間として解釈し、この軸が意識の基盤として働いていると考える。
3. 物質的観察の限界と観察次元の直交性
現代科学では脳に意識の位置を考えるが、物質世界を観察する「主体」が脳という同じ物質的な次元に位置すると考えるのは矛盾している。物質が物質を観察することは原理的に不可能であり、観察するものと観察されるものの間には次元的な差異が不可欠だ。
これは、観察が「物質の外側」から行われるべきであり、観察者自身は3次元空間に直交する次元に位置する必要があることを意味する。ここで生まれている次元的な差異が、物理的世界と精神的認識を分かつ境界となっているのである。
4. 素粒子構造としての観察者
ヌーソロジーでは、この4次元の場が素粒子と接続している考え、素粒子構造を人間の無意識の構造とみなし、この構造において物理的な実在の基盤が形成されていると考える。
つまり、4次元において、物質と精神の接続が起こっているわけだが、そこで精神は物質の起源にもなっているわけだ。
結論
したがって、ヌーソロジーの観点か見ると、私たちの3次元空間における知覚や認識は、〈他者-構造〉=AdS空間から〈自己-構造〉=CFT空間へ向けての反射であり、そこでの主体の意味合いは、物質世界から一転、高次元の創造空間へと向けて立ち上げられている創造的意志という意味合いになる。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: Ads, CFT