新しいリアルが始まっている

人間は元素が原子に見える逆さまのメガネをかけている―「もののケのしおり」ちゃん語録 『核の無い世界と核の有る世界を地球で語ってみる』より
http://ameblo.jp/mononokenoshiori/
 
OCOT情報はウランを「中性質の総体」と呼んでいた。簡単に言えば精神の総体という意味だ。ウランは中和のサイクルの中では人間の肉体として出現しているという。中和のサイクルとは1~92までの元素のリニアルな差異化の運動を1~8までの元素のサイクルの中で多重に反復させていくことをいう。
 
ウランと人間の肉体はその意味で言えば、同じものが違う位相で表現されたものと言えるのだろう。存在に働く全精神を相殺し、初期化するための力のことだ。その意味でウランは始まりの水素と繋がろうとし、人間の肉体の方は精神に再帰しようとして働いている。
 
この結節の調整部分に生まれているのが素粒子であり、肉体側ではそれは人間の無意識構造(アプリオリ)として働くことになる。
 
人間が作り出している人工元素のことをOCOT情報は「付帯質の方向止揚」と呼ぶ。元素は本来、精神の方向止揚によって生産されていくものなので、これは真逆のものと言える。始まりに接続した素粒子の場所で全く逆の方向性の力(逆さメガネの力)が生み出され、それがウランに付着し原子のように見せかけている。
 
しおりちゃん風に言うなら、ウラン以降の人工元素はすべて人間の憎しみと悲しみからできている。生成宇宙はこの虚無のかたちを好まない。だから、それを無効にしようと働く。そのときに発生するのが放射能だと思えばいい。
 
原発や核兵器の廃絶を社会に訴えていく努力を怠ってはいけないが、事の本質はやはり人間のゲシュタルトに起因している。まずは自分の中の双子を見出し、その双子たちの対話を内在の中で再開させること。ヌースが語る人間の外面と内面とはその双子のことだと考えるといい。植物で言うなら、これらは茎と根の関係にある。
 
しおりちゃんのような子供がこれからどんどん出現してくることになるのかもしれない。新しいリアルが始まっている。わたしたち旧人類がどこまでついていけるかは分からないが、乗り遅れることのないよう頑張ろう。大変だけど(笑)。
 
逆さまのメガネに映った人間の外面と内面の最初の部分が電場(運動量)と磁場(位置)。これらの力の本質は奥行き=持続感覚と幅=延長感覚。複素平面の回転によって相互に反転した球空間を形成している。その相互反転性が主体感覚と客体感覚をもたらしている。Ψ3とΨ4。反対側がΨ*3とΨ*4。順に-、N、+、S。