双子のキリスト

4次元認識が芽生えてくると3次元空間は自分の外と内を遮断している膜のように見えてくる。これは水中と水上を隔てている水面のイメージに近い。もちろん水中が外で水上が内の世界だ。時空に閉じ込められている意識には、精神の光は常にぼんやりとしたものでしかない。人間は皆、魚なのだ。
そのようなイメージを持てば、なぜ、下のような図像が古代においてヴェシカパイセス(魚の浮き袋)と呼ばれたのかが容易に理解できてくるだろう。この図像は認識の水面への浮上を表しているのだ。そこに宿るのはキリスト(=アルケー)へと変身した君自身の魂である。
自他双方からこのキリストが出現したときの様子を表したのが、ヌーソロジーのロゴマークに採用しているNC(ヌースコンストラクション)だ。OCOT情報はこのカタチのことを「覚醒球」と呼んだ。キリストは双子でなければキリスト足り得ないという、何とも異端なお話。

水面への浮上
覚醒球
ヌースコンストラクション