2月 8 2024
ヌーソロジーが語る「5次元アセンション」
OCOT情報は思形=ψ9のことを「平形投影」と呼んでいる。平形投影とは、人間の知覚正面に現象世界を投影しているもののことを意味している。ここでいう「平形」というのは、人間の外面(主観空間)から見れば、時空が平面化して見えていることを指す。
この平面の内部に投げ込まれて、外面の位置を忘れてしまっている状態が今の私たちだ。光のスピンが固有値0を持てない理由もここにある。
平形投影の部分をNCで示したのが下の図だ。これが時空を意味している。NC上では、時空は主観球面における接平面になっているのが分かる。
思形=ψ9を顕在化させるためには、このNC自体を見ている方向にまで、空間認識の次元を高めて行く必要がある。この位置は4次元に直交する方向を意味しており、それはシンプルに5次元の位置となる。
つまり、このNCのカタチの意味がすべて理解できたときに、私たちの空間認識は思形=ψ9となって5次元に出るということだ。つまりは、世界を時空の中に投影サセル側へと回るということ。OCOTがNCのことを5次元球と呼ぶのもそのためだろう。
ハイデガーのいう「Es gibt(それは与える)」の位置もここにある。
スピ系の人だけではなく、哲学をやってる人、物理学をやってる人にも、そろそろヌーソロジーの言ってることを真面目に考えてみて欲しいなぁ、と思ってる。チャネリングが出自なので怪しく見えるだろうけどね。
9月 5 2024
ヌーソロジーから見たハイデガー
ハイデガーは、通常の空間や時間よりも根源的であり、そこから通常の空間と時間が発現するものを〈時–空[Zeit-Raum]〉と呼んでいる。
〈時–空〉は瞬間場として生起の転回から生じる。その瞬間場はおよそ私たちが普通に考える特定の瞬間性のようなものではない。
これは、おそらく、物側に持続として意識の拠点を置いたときに現れてくる時空感覚である。このとき、光は外向きの光であることを辞め、内なる自然の光へと変わる。
下図で言えば、奥行きで形成された内なるマカバが自らの身を翻すようにして、外なるマカバを生み出し、光を内側から送り出すのである。
ハイデガー風に言うなら、「そこにおのれの現が空け開き、物を物自身のほうから現れてくるとおりに、物自身のほうから見ることができるようになる。」
従来の対象知はこの変動によってすべての意味を失う。このような意識変化のことを、ヌーソロジーでは思形と感性の顕在化と呼ぶ。
By kohsen • 01_ヌーソロジー, ハイデガー関連 • 0 • Tags: ハイデガー, マカバ