8月 30 2025
我らすべて、空間の申し子なり
——よくよく考えてみれば当たり前のことだ。
時間の流れに対しては、それを帳消しにするものがある。
空間の移動に対しても、それを帳消しにするものがある。
局所的SU(2)ゲージ変換の本質はそこにあり、
そこにおいて「私であること」の源が立ち上がる。
私が住む空間(ハイデガー)の出現だ。
そして、その場所において、
毎瞬、毎瞬、
人生の一コマ一コマが、
スライドのように奥行きの中に刻まれていく。
驚くべきことだ。
目の前の空間そのものの中に、
そのようなカラクリがあるとは。
何を言っているか分かるかい?
なぜ空間の中に素粒子のようなものがあるのか、
その理由について語っているのだよ。
我らすべて、空間の申し子なり。
9月 4 2025
終わりと始まりの接続
ブロッホ球としての頭部を表現しています。
① 身体の回転が基底を定める
身体の回転運動によって主観空間(ブロッホ球)の基準となる軸や方向が決まる。これはまさに、主観的世界において自己がどのような座標系を採用するかを決定する行為。
② 頭部(眼球)の回転がベクトルを回転させる
頭部の回転運動は、この基準座標系の内部で、主観的な意識の方向(志向性)を示す状態ベクトルを回転させる。このプロセスはまさにSU(2)対称性の作用そのものであり、意識の向きを自由に調整する働きを持っている。
③ 対象周りの視野空間の構築
身体の回転で作られた基底座標系と、頭部・眼球の回転による志向性の操作によって、最終的に主観空間に「視野空間」が形成される。この視野空間こそが、ヌーソロジーが「固有関数空間」あるいは「3次元射影空間」と呼んでいるものであり、その中で認識対象が明確な位置づけを獲得する。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 3次元射影空間, SU(2)