8月 12 2025
科学的なものとオカルティズム的なものの終わり
個人的な感想だが、オカルティズムにおける象徴体系は、長い間、人類が直観できない次元や原理に触れるための“翻訳装置”として機能してきた。
特に秘教的伝統では、象徴は「理解する」というよりも、「感じる」「共鳴する」ためのものとして重視されていた。それらは、意識を“非日常”や”聖性”に接続するための通路であり、主観と霊的世界をつなぐ媒体であったといえる。
一方、ヌーソロジーは「象徴を発生させた場」そのものに意識を向ける思考方法であり、象徴の意味が構造として明晰化されたとき、象徴そのものを“通過”してその先へ進むことができる理論体系になっている。
ヌーソロジーが語る「顕在化」が多くの人々の意識の中で顕わになってくれば、単に科学的世界観にとどまらず、宗教やオカルティズムといった象徴的媒介に依存して心を語る時代も終わりを告げるのではないかと思っている。
8月 13 2025
ヌーソロジーの空間の見方
ヌーソロジーは空間に対する考え方が、今の常識とは根本から違います。ヌーソロジーのベースとなる空間認識(4次元認識)のあり方を図にしていますので、まずは、この図が何を意味しているのかについて、よーく考えてみてください。
これは、ヌーソロジーが長年かけて作り上げた、とても、とても大事な構図になっています。
自己と他者では、ここで描いている「人間の内面」と「人間の外面」の関係が逆になっています。3次元認識に生きる私たちには、その反転関係がまだ見えていないんですね。だから、意識世界と物質世界の関係をつなぐことができない。ただ、それだけなんです。
空間は、外に広がっていません。
空間は、自己と他者の間に生まれる現象です。
反転構造が見えたとき、
世界の立ち上がり方がまるごと変わります。
●開花宣言
外に広がる世界は、
内に沈んだ私たちの影だった。
私たちの眼差しが反転するとき、
物質は静かに、
意識の花をひらく。
世界は、
自己と他者のあいだにだけ
そっと、目を覚ます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0