7月 17 2020
4次元知覚の芽生え【ビギナー向け】
最近、ヌーソロジーに興味を持つ人たちが急激に増えてきたようだ。そこで今日は今一度ヌーソロジーの基本的なことをビギナーの人たちに向けて少しだけ―。
人間の内面と外面というヌーソロジー独自の概念を知りたがっている人が多そうなので、まずは、分かりやすい図を上げておきます(下図参照)。
「見られている空間」が人間の内面で、「見ている空間」が人間の外面です。図からも分かるように、3次元空間が面の中にすっぽり入り込んでいますね。つまり、ヌーソロジーは4次元から世界を知覚しているのだと思って下さい。
このように空間を見ると、観測者は3次元空間の中にいないことが分かります。3次元から出ているのですから、もはや観測者は空間的位置には縛られていません。
つまり、この図は「どこでもここ」であるような位置から見た知覚の状態を表現しているのだと思って下さい。僕がいつも「わたしは動いていない」「観測者は絶対不動の位置にいる」と言ってるのもそういう意味です。
さて、この図でも分かるように、自己にとっては「人間の内面」側は見える世界ではありません。しかし、他者側では見える世界、つまり「人間の外面*」(「*」はスターと読みます。他者側を意味する記号です)になっています。内面と外面の関係が自己と他者では互いにねじれて構成されているんですね。このことは自己と他者が同じ空間には住んでいないことを意味しています。
空間に潜むこうした自己-他者間の捻れが今の僕たちにはまったく見えなくなっているために、世界には大きな混乱が生じています。その混乱のせいで、世界は今のような状態になってしまっているのだと考えるといいと思います。4次元知覚が生まれてくると、科学的世界観などは、特にその混乱の結果の産物の代表のように感じてきます。
ここでは長文になってしまうので詳しくは話せませんが、「人間の内面」を観察している4次元というのは、実は時間のことです。一方、「人間の外面」を観察している4次元の方は、時間は時間でも流れない時間、いつも僕が言っている「純粋持続」です。これら二つの4次元がネットワークを作ることによって、僕ら人間の意識の基本的な仕組みが作られています。
こうした仕組みはヌーソロジーが勝手にデッチ上げているというわけでもなく、事実性として空間の中に存在しているものです。それが素粒子の世界なんですね。その意味で、ヌーソロジーが提供してくる4次元知覚の力は量子世界を知覚化させてくるという言い方もできるでしょう。
もちろん、まだ素粒子世界の全貌がクリアになったわけではありませんが、この量子知覚は自我意識を支えている魂の知覚と同等のものになってくると予想しています。見るものが空間を通して、精神的自然となって物質的自然の中へと溶け込んでいくわけですね。
面白い世界が待ってます。まだヌースの胎動は始まったばかり。みんなで、新しい時代のための空間思考の旅を始めましょう!!
7月 22 2020
自我同一性を固めてからヌーソロジーへ
『奥行きの子供たち』の共著者である春井さんとまきしむが「精神的に安定している」とはどういうことかについて、とても鋭い分析をしていますね。ヌーソロジーを学ぶにあたっても、とても大事な内容に思えるので紹介しておきます。
精神的に安定している人は3種類いる!本物を見分ける鍵は「自我同一性」
僕の場合は、父親の期待を裏切り某大学を辞め(笑)、挙げ句の果てに精神病院に入り(笑)、ただじゃ起きんぞ!!とOCOTを冥途から引っ張り出し(笑)、そこから自分で会社を立ち上げ、マネーゲームの中でヒーヒーと言わされながらも、ヌーソロジーをやってる。だから、危機と傾倒はまぁ経験済み。
ヌースをやり出した頃は、キ印野郎とかパンダ光線とか、さんざんな言われ方をしてきたけど(今も言われてるのかもしれないが😅)、精神はむしろ安定しまくっている。その意味では、ヌーソロジーは自我同一性がまだしっかりと固められていない人は手を出さない方がいいかもね。カバラとかと同じ。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 奥行きの子供たち