12月30日(金)にヌーソロジーサロン設立18ケ月を祝って、感謝イベントを行います!!

(サロンメンバーでない方も無料で参加できます)

空間と時間は奥行き方向において同化している。物理学的には速度s/tの次元。量子力学ではこの同化はスピンに反映されている。この同化を外すためには、観察位置を3次元から4次元に出すことが必要。OCOT情報ではこの作用を「核散(カクサン)」と呼んでいる。

「核散(カクサン)」の「核」とは「核質(カクシツ)」のことで、これは3次元認識の力のことを指す。「核散」が起こると核質の解体が起こり、意識は「無核質(ムカクシツ)」へと遷移するらしい。これが4次元認識の力の意となる。異次元SFっぽくて、とても面白い表現。最初はこの語感にやられた(笑)

こうした特殊な用語(シリウス言語と呼んでる)を封印すべきなのかどうか、今でも迷っている。次元観察子(人間の無意識レベル)内部の表現に使用されているシリウス言語は哲学や物理学の用語である程度置き換えが可能なのだが、大系観察子(存在史)のレベルになると難しい。対応可能な概念がない。

あるとすれば、それはオカルティズムぐらいだろう。しかし、それだと文字通りオカルトになって閉じてしまう。それは何とか避けたい。『存在と時間』で有名なハイデガーでさえ、中期以降、”存在史”の概念を打ち出したため、オカルト同類の扱いをする人たちも多い。

それだけ、科学的知識で一元化されてしまっている現行の世界観を打ち破るのは難しい。ある程度の説得力を持つオルタナティブを生み出さなければ、人間はこの先、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)系の霊性なき空間へと無限落下していくことになるだろう。

とにかく、まったく新しいテイストのSFファクション(フィクションとファクトが入り混じった創作物)が必要。アウタスペースものも、AIものも、パラレルワールドものも要らない。人間の今の精神的現実にもっと変容を与えるような物語(思想)を創造して行かないと、人間は劣化の一歩を辿るだけ。

その意味では「シリウスファイル」はすごいよ。全体の輪郭自体は伝統的なオカルティズムっぽいんだけど、概念形態がまるきし違う。怪しさを通り越して異質。その異質さが逆に底知れぬリアリティを感じさせるのね。僕が30年以上もの間、ハマってるのもそのせい。ヌーソロジーはそこから芽吹いてきてる。

そんな曰く付きの「シリウスファイル」の原文が初めてライブで公開されるので、興味がある人は12月30日のzoomでのイベントを是非のぞいてみて下さいね。イラストのおかけで、ファクション感が出ていていい感じだね。果たしてこれは現実だろうか(笑)

ヌーソロジーサロン開設18ヶ月記念 年末特別企画