英語版『人神』製本完了!!

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 やっと『2013: 人類が神を見る日』の英語版——2013: The day God sees God——の印刷が上がってきた。版元はnatural spirit International Publication。ナチュラルスピリット社の米国の事業所である。

 本の出来はとてもいい。ハードカバーで250ページ。日本版が365ページだったから、100ページほど短くなっているが、サイズはその分大きい。表紙デザインは今年2月に徳間書店から出た『2013: 人類が神を見る日/アドバンストエディション』と同じだか、英語タイトルは白抜き文字で周りにはレッドメタルの箔押しが施され、かなりクールな仕上がりになっている。さすがzatoさん(伝説の雑誌「zavtone}のチーフデザイナー)という感じだ。

 この翻訳本の出版はこのzatoさんと翻訳を担当してくれたカナダ在住のAkemiさんなしには語れない。zatoさんが2000年頃、バイリンガル雑誌だったzavtoneに『人神』の英語訳を第4章ぐらいまで掲載してくれ、その翻訳文を読んだAkemiさんが、もっといい翻訳をした方がいいとアドバイスをくれて、自ら、一年以上かけて翻訳にチャレンジ。その元原稿にネイティブのエディターが手を入れ、ようやくテキストは完成。しかし、今度は編集作業でいろいろな行き違いが生じ、装丁デザインや印刷でもトラブル続出。なんだかんだで、プロジェクト開始から2年以上の月日を費やしてしまった。

 しかし、難産の甲斐あって、ほんとうにいい本に仕上がりました。ナチュスピの今井さん、春山さん、そして、zatoさんにAkemiさん、ほんとうにありがとうございました。この場を借りて深くお礼申し上げます。
 この本が米国の書店に並んだら、今度は米国ツアーだな。向こうのニューエイジに日本発のcool spiritualismとしてのnoosologyをブチかましてきます。。。。って、わし英語できたっけ?