11月 22 2022
ヌーソロジー研究所を是非、追いかけてほしいです
船木研究員の研究動画です。
ヌーソロジーでは物(触覚)が時空(尺度で測られる量的空間)を規定していると考えます。主観的観測者の視点はその意味では時空の外部に位置しており、この外部は複素空間として物の内部へと入り込みます。今回の船木研究員の発表はその辺りの事情を物理学の空間概念と接続させようとする試みです。
なぜこういう考え方をしなければならないのかと言うと、私たちが時空の中に位置すると思っている観測者は、他者から外的に見られたところに位置している観測者にすぎないからです。そういう場所では「見える」という感覚質(クオリア)は生まれようがありません。彼は哲学的ゾンビです。
ヌーソロジー研究所では、こうしたゾンビワールドからどうすれば私たちは解放され得るのか——という研究を従来の学問を通してその方法論を模索しているわけですね。もっと視聴者が増えていいはずなんですが、これがなかなか(笑)
これからどんどん、すごい動画が提出されてくると思います。
12月 6 2022
ヌーソロジーは何を抽出するか? part.4 研究動画シリーズ#019(川瀬)
川瀬研究員による新しい研究動画です。ようやくヌーソロジーが顔を出してきます。
「すべてが意味の場である」とするマルクス・ガブリエルの意味の場の存在論。「意味」にこだわっている限りは、存在は開示しない——というのがヌーソロジーの立ち位置からの意見です。むしろ、言葉と知覚から意味を生成している、その機構を明らかにして、その構造自身へと己自身が変身していくこと。ヌーソロジーの存在へのアプローチの仕方です。その構造への入射角が、この動画で川瀬氏が紹介している「虚数=±I」の働きになって行きます。量子世界への侵入ですね。
By kohsen • 01_ヌーソロジー, 03_動画 • 0 • Tags: 武蔵野学院大学