7月 18 2025
意識について思考するには、まずは4次元認識を作らないといけません。4次元認識は主体の位置が無限遠点にあることが分かって初めて生じてきます。それによって、自己と他者を「人間」という概念で一括りにしていた3次元の認識の縛りが解け、意識を高次元空間の生態として思考することのできるゲシュタルトが生まれてきます。
4次元認識が生まれると、自己と他者の位置は背中合わせで繋がっていることが分かってきます。両者の間では、前と後ろが逆に構成されているということです。3次元の表と裏が捩れて表裏一体で繋がっているわけですね。メビウスの帯の球体版のような形です。数学的にはこの形は3次元球面S^3と呼ばれています。
主体が無限遠点の位置を認識すると、従来の3次元空間はコンパクト化を起こし、大きさや距離という概念が無効になるような世界に出ます。3次元的な内部と外部が意味を持たなくなる(外部=内部、内部=外部)のですから当然のことです。それが素粒子空間だと考えるといいと思います。4次元認識は主体の位置を素粒子内部に移動させるということです。
哲学と物理学は、このような「場所」において初めて合流することができてきます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 素粒子
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半田広宣(ハンダコウセン)
著書 「奥行きの子どもたち」「人類が神を見る日」「光の箱舟」他
7月 18 2025
意識について思考するためには
意識について思考するには、まずは4次元認識を作らないといけません。4次元認識は主体の位置が無限遠点にあることが分かって初めて生じてきます。それによって、自己と他者を「人間」という概念で一括りにしていた3次元の認識の縛りが解け、意識を高次元空間の生態として思考することのできるゲシュタルトが生まれてきます。
4次元認識が生まれると、自己と他者の位置は背中合わせで繋がっていることが分かってきます。両者の間では、前と後ろが逆に構成されているということです。3次元の表と裏が捩れて表裏一体で繋がっているわけですね。メビウスの帯の球体版のような形です。数学的にはこの形は3次元球面S^3と呼ばれています。
主体が無限遠点の位置を認識すると、従来の3次元空間はコンパクト化を起こし、大きさや距離という概念が無効になるような世界に出ます。3次元的な内部と外部が意味を持たなくなる(外部=内部、内部=外部)のですから当然のことです。それが素粒子空間だと考えるといいと思います。4次元認識は主体の位置を素粒子内部に移動させるということです。
哲学と物理学は、このような「場所」において初めて合流することができてきます。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 素粒子