11月 28 2023
シュレディンガー方程式と意識の関係は?
結局のところ、量子力学の基本方程式であるシュレディンガー方程式って何なのだろうか?
ヌーソロジーでは、今のところ、人間の外面の意識が持っている位置認識のシステムが数学で表現されたものではないかと考えている。ハミルトニアンとはその認識に要する持続量ということにでもなろうか。
自分の周囲を見てみよう。この主観空間においては奥行き方向も含めて、無数の位置で埋め尽くされている。その中でどの位置を選択するか。その選択によって波動関数は崩壊し、一つの固有関数が決定する。この固有関数の働きによって、一つの位置認識が支えられている。
空間的距離は運動量固有値に、時間的距離はエネルギー固有値に置き換えられ、その位置認識が内包している強度が数値化されている。
おそらくそのようなものだ。
5月 22 2024
ヌーソロジーによるシュレディンガー方程式の解の解釈
最近は完全に主観空間の中に入って、量子力学の概念を主観空間側で解釈するとどうなるのか、そのことについてばかり考えている。ノンポテンシャルの場合なら、シュレディンガー方程式の解についてはおおよその整理がついた。
◯ヌーソロジーの前提
ヌーソロジーは、量子現象を観測者の持続空間として捉え、この持続空間は観測者の位置認識や記憶と関連付けられている。これにより、波動関数は物理的な系の状態ではなく、観測者のセンシビリア(認識サセテイルモノ、記憶サセテイルモノ)を表現する持続空間の数学的形式化として解釈される。
1.エネルギー固有値と時間距離の関連
ヌーソロジーでは、粒子のエネルギー固有値は、観測者から対象までの時間距離に関連した持続空間の持続量として解釈する。つまり、観測者から異なる時間距離に存在するU(1)円は、それぞれ異なるエネルギーレベルを持つ系を表していると考える。
2. 時間に依存するシュレディンガー方程式の解
時間に依存するシュレディンガー方程式の解は、観測者周りのある系に存在する無数の対象が持つ持続空間を表していると考えられる。この解は、時間経過に伴う波動関数の変化を表し、異なる固有状態の位相の違いによる干渉効果を含む。
3. 時間に依存しないシュレディンガー方程式の解
時間に依存しないシュレディンガー方程式の解は、観測者が特定の対象に焦点を当てた際の持続空間を表していると解釈される。この解はエネルギー固有値を持ち、その確率密度分布は時間に依存しない。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: シュレディンガー方程式, 量子力学