9月 6 2024
エントロピーは人間が生み出している?
ヌーソロジーは、4次元時空と4次元空間(双対複素2次元空間)の関係を外延と内包の関係に見るわけだが、言うまでもなく、この二つの領域は互いを反復をすることによって存在を流動させている。
自然は素粒子レベルからすべて、このような内と外を巡るエネルギー循環のなかで生成を行っているということだ。
私たちが物質と呼んで対象化しているものは、この流動性を外延側だけで捉えている状態を意味しており、科学的思考のような物質的知性による抽象もまた、その状態に意識を固着化させることで可能になっている。
つまり、科学は内包性を見ることなく、表面的に秩序づけされたものだけで世界を操作できるかのように錯覚しているということだ。
創造はあくまでも内包の役目であって、外延はその表現でしかない。表層に表現されたものの中には生成力は存在していないということだ。
そこは、むしろ精神の力が減衰していく世界であって、エントロピー増大則に支配された世界でしかない。
コ : エントロピーとは何ですか?
オ : 人間の意識が持った方向性のことです。
人間の反対の意識の方向性を作って行かないとね。
9月 12 2024
4次元知覚の芽生え
3次元のどこを見ようが前は前。
このことが意味することを図で示しておきます。
わかりにくいかもしれませんが、
皆さんも考えてみてください。
ヌーソロジーが「奥行き」と呼んでいるものは、
このような4次元としての「前」のことです。
この図で示したような球空間が、
小さく縮んで3次元空間にくっついているとしたら、
それは3次元からは何に見えますか?
たぶん、ミクロ世界にある小さな粒のようなもの見えるでしょう。
「それが素粒子だよ」と言ってるわけです。
⚫巨人の撤退
今つぶやいた内容が、すぐに理解できないということは、皆さんの意識から、主観空間が消えているということです。
なぜ?
他者が見ている空間を、自分に被せているからです。それはまさに、神話でいう巨人の空間です。
目には見えないところで、この二つの空間が抗争を続けています。ほとんどの場合、他者が見ている空間の方に軍配が上がります。人間の歴史もそのようにして発展してきました。
しかし、これからは違います。「前」が目覚めてくれば、この巨人は撤退を開始します。だからこそ、「前」の目覚めが何よりも望まれるのです。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 奥行き, 素粒子