アガルタの秘密

アガルタ伝説というのを知ってる人も多いと思う。アガルタ伝説では、地球の内部にもう一つの高度な文明や世界が存在しているとされ、賢者たちがその内部世界で暮らしているという話が伝えられている。

ヌーソロジーでは、人間は本来、自分自身の内側、つまり内包空間側から世界を認識すべきと考える。だけど、現代の僕らの認識は何度も言ってるように他者視点に引きずられて、外延的な世界（外から見た宇宙や地球）にフォーカスしすぎているため、物質の外側に自分の位置を置いてしまっている。

アガルタ伝説をこの視点から解釈するなら、「地球の内部に世界が存在する」というのは、実際には、僕らの意識の内部（内包空間）こそが本当の宇宙であることを仄めかしているのであり、現在の意識における「外の世界」というのは、他者の視点を自分のものとして外に同一化してしまった故に生じている幻影のようなものだとも言える。

地球を「外側」から見ていると思い込んでいる現代人の常識が、いかに内的な真実からかけ離れたものかということに気づくのも、もう時間の問題だろう。