4月 25 2025
認識しているものではなく、認識サセテイルモノにも目を向けよう
無意識は現れているものと現れていないものを互いに連続的に結びつけ、その流動の中で世界を構成している。
例えば、テーブルの上のタバコ一つとっても、現れている部分と現れていない部分のあいだを無意識は結びつけ、一つのタバコとしてイメージ化させている。
無意識が持った、こうした連続的な流れを数学で表現すると量子力学の数学的表現と一致しますよ、と言っているわけです。
イメージがあると、量子力学の数式も理解しやすくなるのではないかと思います。
ちなみに、e^ikxが観察視点の対象周りの公転で、e^-iEtが常に対象の方を向くための観察視点の自転を意味する数式です。
このφ(x,t)を確率変化として解釈しているのが現在の物理学です。
変だよね。タバコは常に確率「1」として存在しているのに。
つまり、空間上の対象がどのようにして構成されているのか、それを考えていないから、確率などといった変な話になっている。
素粒子は対象じゃないってこと。対象を認識させているもの。
そう考えると、すっきりします。
人間の外面はこうした霊(たま)の構造で空間が満たされているにも関わらず、誰もそれを感じ取れなくなったというのが、今の私たちの空間に対する感受性です。
内的な持続空間が見えなくなっているということです。
昔は、こちらが正真正銘の空間だったんですよ、と言っても誰も信じないか。。
4月 28 2025
二つの目
エジプト神話で言うなら、人間は本来、二つの目を持っている。この二つ目というのがホルスの目だ。このホルスの目に例えるなら、主観が太陽の目で、客観は月の目に対応している。
ヌースの話を聞いている人ならもう分かるだろうが、今の私たちは太陽の目を持つことなく、月の目だけに支配され、世界を物質的に見てしまっている。ここがまずい。ある意味、これは月の暗黒面に支配されているとも言える。
だから、太陽の目を再生させて、そこから月の目を通して世界を見る必要がある。それによって初めて、世界を正しく見ることができるようになる。
ヌーソロジーは、その意味ではこの太陽の目の再生に関わっている。シュタイナーでいうエーテル視力だ。それは持続空間を通した内的空間知覚のことと考えていい。量子構造とはこの内的なエーテル空間(反転した空間)の物質空間への投影になっているということだ。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: シュタイナー