4月 24 2025
不動明王になって世界を見よう
次の一覧表を見てください。ここでレッドとブルーで色分けして表しているのは、人間の内面的要素と、外面的要素です。
あなたももうご存知のように、ヌーソロジーでは人間の内面とは外在の世界、人間の外面とは内在の世界というように、内と外が逆になります。
今の私たちにはブルー側の世界がまったく認識に上がっていない。このことをヌーソロジーは問題にしているわけですね。
この中でも特にヌーソロジーが問題視しているのは、時空が見える世界だと考えられていること。言い方を変えるなら、外に物が存在すると考えられていること。まぁ、それが客観の感覚を意識に与えているわけですが。。
存在の根幹はブルー側にあるのであって、レッド側は付属物のようなもの。主従が逆転してしまっている。世の中がどんどん生きづらい世界になっていくのは当たり前でしょう、という話です。
量子力学が意識とどのように関係しているのかをこの一覧で示すと、量子世界は主に、右側のブルーの世界で活動しているもので、その活動の結果、左側のレッドの世界が生み出されてくると考えるといいと思います。
ですから、物理学が見ている量子とは、結果の中に見える原因のようなものです。
ここで面白いのは量子力学の世界がヌーソロジーでは「見えている」世界に関係するところです。「見えている」と言っても、この場合は、4次元知覚としての「見え」のことです。そこに量子は持続としてダイレクトに関わっている、そう考えるのがヌーソロジーです。
4次元知覚としての「見え」。この意味については皆さんも、もう分かりますよね。FPV、いわゆる一人称視点における「見え」の世界のことです。
そして、このときの奥行きを絶対不動の視線と解釈することによって、4次元知覚が開いてくることになります。量子力学はこの4次元の内部構造を記述しています。
これは、神学的に言えば、光のかけらを一つひとつ丁寧に拾い集め、それを大いなるロゴイ(ロゴスの複数形)へと変換する、あのミトラの振る舞いです。量子をミトラと考える人など今の時代一人もいないかもしれませんが、量子の成長によって太陽が生まれているというのは科学的事実でもありますね。
4月 25 2025
認識しているものではなく、認識サセテイルモノにも目を向けよう
無意識は現れているものと現れていないものを互いに連続的に結びつけ、その流動の中で世界を構成している。
例えば、テーブルの上のタバコ一つとっても、現れている部分と現れていない部分のあいだを無意識は結びつけ、一つのタバコとしてイメージ化させている。
無意識が持った、こうした連続的な流れを数学で表現すると量子力学の数学的表現と一致しますよ、と言っているわけです。
イメージがあると、量子力学の数式も理解しやすくなるのではないかと思います。
ちなみに、e^ikxが観察視点の対象周りの公転で、e^-iEtが常に対象の方を向くための観察視点の自転を意味する数式です。
このφ(x,t)を確率変化として解釈しているのが現在の物理学です。
変だよね。タバコは常に確率「1」として存在しているのに。
つまり、空間上の対象がどのようにして構成されているのか、それを考えていないから、確率などといった変な話になっている。
素粒子は対象じゃないってこと。対象を認識させているもの。
そう考えると、すっきりします。
人間の外面はこうした霊(たま)の構造で空間が満たされているにも関わらず、誰もそれを感じ取れなくなったというのが、今の私たちの空間に対する感受性です。
内的な持続空間が見えなくなっているということです。
昔は、こちらが正真正銘の空間だったんですよ、と言っても誰も信じないか。。
By kohsen • 01_ヌーソロジー • 0 • Tags: 量子力学