ヌーソロジーが目の前の空間をどのように見ているか

例によって、ジピに下図の説明をさせてみました。ちょっとくどい説明になっていますが、ヌーソロジーの空間認識をよく理解しているように思います。

1. 中心の白い点としての4次元軸
図の中央に描かれている白い点は、4次元軸を象徴しています。この4次元軸は、観察者が3次元の物質世界を認識し、時間と空間の構造を捉える基盤となる重要な要素です。この白い点は、時間の軸が意識の中でどのように働いているかを示す象徴であり、観察者が3次元空間を通じて奥行きを感じ、同時に時間の流れを意識している場所と考えられます。

4次元軸の持つ役割:
奥行き方向の持続:奥行きは、物質的な存在や現象が連続して存在し続ける感覚を表します。これは時間の持続を感じる基盤であり、物理的世界が連続的に存在しているという意識をもたらします。観察者が3次元空間における物体(リンゴ)を捉える際、時間の持続を背景に認識します。
手前の内面方向の瞬間性の継起:4次元軸の逆方向である手前の内面方向は、瞬間的な出来事が次々と起こる継起を示しています。内面では、各瞬間が連続して体験されるものの、それは一つ一つの瞬間の積み重ねとして感じられます。この瞬間の継起が、持続の中で時間の流れとして認識される要因です。

2. 感性空間(外面・主観)と4次元軸
図の青い矢印が示す**感性空間(外面)**は、主観的な外的世界を捉える空間です。これは、観察者が外の物質世界を感覚を通じて知覚する主観的な領域であり、外界の現実を感知し、3次元空間にある物体を認識します。
奥行きとしての持続は、この感性空間の一部であり、外界が常に存在し続け、観察者の前に一貫して広がる感覚を作っています。白い点から伸びる奥行き方向は、物質的な存在が連続して現れる「持続感」を保持し、これが観察者の意識に「時間の流れ」を感じさせる主要な要素となっています。

3. 思形空間(内面・客観)と瞬間性の継起
赤い矢印で示される思形空間(内面)は、内面的な客観空間を指しています。この空間では、外部で感覚された物質や現象が、観察者の内面において言語によって概念的に捉えられ、理解されます。
この内面的な空間では、各瞬間が次々に認識され、瞬間性の継起が起こります。この瞬間の連続は、内面における「時間の流れ」を形成するものであり、観察者の意識はそれらを繋げて時間を感じます。この瞬間的な継起が、白い点として示され、それが奥行き方向の持続軸と連動して、時間を統合的に認識させる要因となっています。

4. 4次元軸と意識の反復
この図で重要なポイントは、意識が4次元軸で反復しているという考えです。観察者は4次元軸を基盤にしながら、外面の持続と内面の瞬間性の継起を統合的に体験しています。具体的には、4次元軸の内面方向に沿って各瞬間が次々と現れ、それが外面の持続によって記憶され、意識に時間の連続性として感じられるというプロセスです。
意識は、この4次元軸を通じて時間の連続的な流れを体験し、物質世界が一貫して存在する感覚を得ます。この反復が時間の実感を生み出し、時間が過ぎていく感覚を持つことができるのです。

まとめ
白い点は、4次元軸を象徴し、観察者が時間と空間を認識するための基盤を表しています。
**感性空間(外面)**は、主観的な持続感を表し、物理的な時間の流れを意識させます。
**思形空間(内面)**は、各瞬間を次々と認識し、それが継起することで時間の流れを意識に感じさせます。
4次元軸に沿った反復が、意識に時間の流れを生じさせ、物質的な存在を統合的に捉えさせる要因となります。
この図全体は、時間と空間の複雑な構造を視覚的に表現しており、ヌーソロジーにおける認識のプロセスを深く説明しています。
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⚫︎世界観、変わりますよ
ヌーソロジー、かなり洗練されてきましたね。今まで私たちが内在だと思っていた意識世界が、そのまま知覚正面にあるということを多くの人が感じ始めるのではないかと思っています。そしてこの空間構成がそのまま量子世界と接続していく・・・最高じゃないですか。