5月 23 2025
人間の内的持続自体が空間にプロジェクションされた像を私たちは物質と呼んでいる。 このプロジェクションは奥行きそのものを通してなされ、プロジェクションされる場(時空)の方は他者に見られるという意識によって用意されている。 鏡像空間に自他の奥底に潜む主体同士の真のコミュニケーションが自然世界として映じているということだ。 それを恋人たちの共同体と呼んだ者もいれば、明かされぬ共同体と呼んだ者もいる。 人間はこの共同体の再生のために生きている。 本来、共同体とは単なる社会的な集まりのことを言うのではなく、自他の内的持続同士の交流によって生まれている根源的な存在の場のことを言うのである。 この感覚を取り戻そう。 人間が進むべき未来はそこにあるのだから。
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ヌースコーポレーション
半田広宣(ハンダコウセン)
著書 「奥行きの子どもたち」「人類が神を見る日」「光の箱舟」他
5月 23 2025
反転した共同体の時代が必ずやってくる
人間の内的持続自体が空間にプロジェクションされた像を私たちは物質と呼んでいる。
このプロジェクションは奥行きそのものを通してなされ、プロジェクションされる場(時空)の方は他者に見られるという意識によって用意されている。
鏡像空間に自他の奥底に潜む主体同士の真のコミュニケーションが自然世界として映じているということだ。
それを恋人たちの共同体と呼んだ者もいれば、明かされぬ共同体と呼んだ者もいる。
人間はこの共同体の再生のために生きている。
本来、共同体とは単なる社会的な集まりのことを言うのではなく、自他の内的持続同士の交流によって生まれている根源的な存在の場のことを言うのである。
この感覚を取り戻そう。
人間が進むべき未来はそこにあるのだから。
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